【就活コラム】「就活塾」に行けばいい会社に入れるのか? 経験者が語るメリットとデメリット

以前キャリコネニュースさんで連載させて頂いていたものです。
著作権は私のところにあるので、こちらにも掲載させて頂きます♪

元のサイト→ https://news.careerconnection.jp/?p=11601
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みなさんは世の中に「就活塾」というものがあるのをご存じでしょうか。就職活動を行う学生を有料で支援しているところで、その数は年々増加しているようです。料金は年間で大体15~20万円程度のところが多いです。

実は私、友人にも言っていないのですが、某大手就活塾に通っていたことがあるのです。サービス内容はかなり手厚く、エントリーシートの添削や模擬面接、カウンセリングなどを通じて、就職先が決まるまで手厚く面倒を見てくれるものでした。

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さて、そんな就活塾、実際のところ役に立つのでしょうか。結論から言うと、大金を払ったからといって、必ずしも希望の会社に就職できるわけではありません。いい会社に入れるかどうかは、結局は自分次第です。

塾生には大手の食品メーカーや金融機関などの内定者も結構いましたし、私もESで選考に落ちることはほぼなかったので、就活塾は役に立ったのだと思います。しかし私自身も、なんとか就職できたというだけで、就活に成功したわけではありません。

就活が型にはまったものになりがち、というデメリットもあります。例えば「自己PRの仕方がワンパターンになる」というもの。塾生全員が同じように指導されるので、どうしても似たものになってしまいます。

「サークルやアルバイト先で問題発生!→自分が行動を起こし解決!」

という流れの「頑張ったエピソード」を絡めて、自分の強みを伝えるように教えられるのです。そのような伝え方は確かに分かりやすいのですが、テンプレのような自己PRをする就活生が沢山いると、採用担当者が不自然に感じるのではと少し思ってしまいます。

もちろんメリットもあります。一番よかったと思うのは、模擬面接を何度も行いフィードバックをきちんとしてくれるので「自分のウィークポイントが分かる」ことです。

面接に立て続けに落ちると「何が悪いのか分からない」と一人悶々と悩んでしまいがちです。しかし模擬面接を受けることで「こういうところが私には足りないのか」「次は指摘されたところを改善させよう」と前向きな気持ちになることができるのです。

就職が決まるまで継続的にサポートしてくれるので「モチベーションを保ちやすい」というのもメリットです。私は2010年秋から1年以上もお世話になっていましたが、もし一人だったら途中でやる気と自信をなくして、就職を諦めていたと思います。

いま私がニートにならずに済んでいるのは、就活塾のおかげです。ただし中には詐欺まがいのことをやっている悪徳業者もあるようなので注意して下さいね! 個人的には、実績のある大手が安心だと思います。

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